対応が迫られる労務問題
昨年まで組合員の皆様と学んできた働き方改革は、労働時間削減などが中心となっていた、いわゆる「働き方改革のフェーズⅠ」です。今年度はそれに続き「働き方改革のフェーズⅡ」として、メンバーシップ型からジョブ型の雇用形態への転換を図り、従業員のやりがいを高めていくことを目指すというものです。
メンバーシップ型雇用とは、年功序列、終身雇用、新卒一括採用などが前提とされる従来の「日本型雇用」とも呼ばれるものです。一方ジョブ型雇用とは、あらかじめ業務内容・求める能力・労働時間・勤務地を明確に定めた上で、人材を採用する雇用システムで平等性の高い雇用システムだと言うことができるでしょう。
今回は「働き方改革フェーズⅡ」の概要以下、SS事業者やその現場において重要と考えられる以下3点をテーマにWeb研修で学んで頂くものとしました。